こんにちは!SHIBUYA109 lab.所長の長田です。年が明け、早くも2月に差しかかろうとしておりますが、2019年も何卒よろしくお願いいたします!
メディアやSNSでは「#平成最後の●●」と、枕詞のように言われていますが、それもいよいよ残りわずかとなりました。特に大きなイベントとして、そろそろ平成最後のバレンタインデーを意識する方も多いのではないでしょうか?
先日、グループインタビューでaround20女子にバレンタイン事情を聞いてみました。
大学生は春休み期間のため、盛り上がりに欠けるものの、高校生は「学校でみんなで楽しむイベント」という意識が高いことがうかがえました。
では、貰う側の男子はどのように感じているのでしょうか?
10代男子のバレンタインに対する意識調査の結果をご紹介します。
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Web調査(10代男性)
実施期間:2018年12月
対象者:首都圏在住(東京都県・神奈川・千葉県・埼玉県) 男性 15〜19歳
N=400(学生)
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世間的に「恋愛イベント」というイメージが強いバレンタイン。まず、10代男子の恋愛事情から聴取しました。
結果は「好きな人はいない(42.0%)」、次いで「好きな人がいる(28.8%)」「恋人がいる(18.5%)」となりました。
42.0%の男子が、現在恋愛をしていないという回答でしたが、恋愛イベントのイメージが強いバレンタインをどのように感じているのでしょう。
シングルが多い10代男子にとっては「カップルのためのイベント=自分事ではない」と捉えられているようです…。(切ない)
とはいえ、恋愛している(好きな人がいるor恋人がいる)10代男子も約半数を占めています。バレンタインを自分事に感じていないからと言って、「恋愛離れ」をしているとは一概に言えません。
そこで、10代男子にとっての「恋愛が発展するイメージがあるイベント」を回答してもらいました。
彼らにとっては、クリスマスや学校行事の方が「恋愛が発展するイメージがあるイベント」のようです。バレンタインは恋愛の「きっかけ」ではなく「結果」に近い捉え方をしているのかもしれません。
バレンタイン前のイベントで恋を成就させることができれば、バレンタインを「自分事」にすることができるのかもしれませんね。
バレンタインに貰ったら嬉しいものを聞いてみたところ、1位は「手作りチョコ(65.0%)」、次いで「市販の高級チョコ(30.3%)」「市販のプチプラチョコ(25.5%)」という結果となり、やはり手作りチョコが人気であることが分かりました。
ちなみに、女子高生のグループインタビューで手作りチョコ事情を聞いてみたところ、バレンタインに手作りすることが定番との回答が。
恋人用の本命チョコはさることながら、「友チョコ」を大量生産し、男女関係なくクラス全員に配るようです。
本命チョコは綺麗に包装までこだわりますが、友チョコは教室でそのまま食べることが多いため、タッパーなどに入れて持ち寄るのが今の楽しみ方なのだそう。
バレンタインといえば、ホワイトデーのお返しがつきものですよね。10代男子の、チョコを貰った場合のお返しの予算はどのくらいなのでしょうか?
1,000円未満という回答が多い結果となりました。この金額が彼らにとって多いのか否かは、どの程度の返戻率となっているのかで判別できそうです。
「1.1倍~1.4倍(35.8%)」と、貰ったものよりも少し高いものをあげる傾向があることが分かりました。
バレンタインデーにチョコをくれた女子にカッコいいところを見せたいという意識がうかがえます。
SHIBUYA109 lab.所長。月200人以上の15歳〜24歳の若者と接し、「若者のリアルな今」を調査中。最近お笑いコンビチョコレートプラネットのネタ「TT兄弟」が若者の間で人気なので、Tに敏感になっている。そしてTwitterを始めましたので、是非フォローしてください!@Shibuya109labO
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around20女性の間では「友チョコ」などバレンタインの楽しみ方の選択肢が増え、定着していますが、元々「貰う側」であるaround20男子にとって、バレンタインの捉え方は「恋愛イベント」または「ひとごとイベント」で二極化しているようです。
バレンタイン前のイベントである学校行事やクリスマスが、彼らがバレンタインを自分事にできるか否かの鍵を握っていそうです!