人気アプリはコレ！around20のスマホ事情

around20スマホの中身を調査

around20にとって、スマホで暇つぶしをすることは、今や日常となっています。彼女たちはスマホ上でどんなことをしているのでしょうか。

今回は、そんなaround20のスマホの中身を徹底解剖します！
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①Web調査（女性）
実施期間：2019年2月
対象者：首都圏在住(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県) 女性 高校生・大学生
N=472（高校生・高校専門学校生：178　専門学校生・大学生・大学院生：294）
②SHIBUYA109ガールズ100人調査
実施期間:2019年2月
対象者:SHIBUYA109 来館者around20(15〜24歳)女性
N=110
③グループインタビュー
実施期間：2019年3月
対象者：高校生・大学生
N=高校生2名・大学生2名
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アプリの平均ダウンロード数は？

WEB調査にて、around20のスマホに入っているアプリカテゴリを聞いてみたところ、 最も多かったのはInstagramやTwitterを中心とした「SNSアプリ(89.2%)」次いで「動画視聴アプリ(83.9%)」、LINEなどの「コミュニケーションアプリ(83.7%)」「自撮りカメラアプリ(77.8%)」という結果となりました。

SHIBUYA109ガールズ調査にて、SNS・コミュニケーションアプリ以外のそれぞれのアプリの平均ダウンロード数を確認してみたところ、最も多くダウンロードされていたのは「自撮りカメラアプリ(平均2.7個)」で、次いで「動画アプリ(平均2.4個)」、「写真加工アプリ(平均1.5個)」「音楽アプリ(1.1個)」という結果となりました。
※小数点第3位以下四捨五入

「自撮りカメラアプリ」は自撮りも含めた人物を撮影する際に利用している子が多く、「写真加工アプリ」は風景やカフェで撮影した写真を加工するために活用している子が多くいることが分かっています。

各アプリ部門のaround20必須ダウンロードアプリはこれ！

では、それぞれどのアプリが人気なのでしょうか？SHIBUYA109ガールズ調査の結果をお届けします。

ダウンロード平均個数も最も多かった「自撮りカメラアプリ部門」には、「SNOW(63.6%)」「B612(55.5%)」「SODA(32.7%)」「Ulike(32.7%)　」がランクイン。 元祖自撮りカメラとも言えるSNOWは、季節限定フィルターや毎日新しいスタンプが追加されていたり、Instagramのストーリーズの「BOOMERANG」用の動画を撮ることができるなど、楽しみ方が豊富でaround20から引き続き熱い支持を得ています。
また「Ulike」には、好きなポーズの枠線に合わせてポージングして撮影できる「姿勢機能」もあり、自撮りが苦手な子でもお洒落な写真を簡単に撮影できることも人気な理由の一つのようです。

最近のaround20の中の自撮りアプリのトレンドは「ナチュラル感＆透明感」。気になる顔のパーツの加工ができるビューティー効果だけでなく、クリアな写りで「自然に盛れる」ことが、人気アプリの共通点です。

「写真加工アプリ部門」の第1位は「Instagramのフィルター機能(56.4%)」、第2位「PicsArt(44.5%)」、次いで「VSCO(12.7%)」「MOLDIV(6.4%)」という結果となりました。
グループインタビューの中でも、「写真の加工はInstagramアプリ内のフィルター機能で十分満足できる」という声も多くあがっており、写真の仕上がりに対してこだわりが強いaround20ほど、写真加工アプリを使っている傾向があります。 写真加工のトレンドは「白っぽ加工×シャープ」。彩度を高めた色鮮やでカラフルな加工よりも、シャープさを高めたシンプルでクリアな写真加工が人気です。

また、Instagramのストーリー機能内の人気な加工フィルターは「Paris」「Jaipur」「Cario」。どれも加工前の写真よりもやや明るく、シャープに映ることが特徴です。
繊細な違いではありますが、写真加工をする際は必ず同じフィルターを使い、投稿する写真や動画の雰囲気を統一するというこだわりを持っているaround20は少なくありません。

around20の10人中9人が利用しているYouTube。人気の理由は？

日々の生活の一部となっている「動画視聴アプリ部門」では、YouTubeと回答したaround20が9割を超え、圧倒的な支持を集める結果に。 次いで「AbemaTV(37.3%)」「TikTok(34.5%)」「TVer(20.0%)」と、around20の会話の中心となっているアプリの名前が並びました。
YouTubeの人気の理由を聞いてみたところ、「気軽に視聴できて、観ていて飽きない」「暇つぶしになる」「好きなYouTuberがいるから」という声が多くあげられました。 YouTubeはメイクやファッションのHOWTO動画からネタ系動画まで、様々なジャンルの動画が視聴でき、情報収集から暇つぶしまでカバーしてくれる点が魅力となっています。
続いて「音楽視聴アプリ部門」は、「LINE　Music(35.5%)」「Apple Music(25.5%)」「その他(19.1%)」「YouTube Music(9.1%)」の順となりました。 音楽視聴アプリでは、「新曲をいち早く聴けること」「曲数が豊富であること」「好きなアーティストの曲が視聴できること」を重視している子が多く、around20の音楽に対する注目度が高いことが伺えます。

自由に使えるお金で決まる!?アプリへの課金経験

アプリ内課金経験について聞いてみたところ、課金経験はおよそ4割という結果となりました。全体的に高校生よりも大学生の課金経験者が多く、自由に使える金額と関係していることが分かります。

課金対象は主にゲームアプリや音楽アプリ、LINEのスタンプ。グループインタビューで大学生に聞いてみたところ、「A3！」というイケメン役者育成ゲームや、アイドルリズムゲーム「バンドリ！ガールズバンドパーティー」などで行われるアプリ内イベントがきっかけで課金をするという声もありました。また、YouTuberの有料チャンネルへ月額や年間定額費用を支払い、コンテンツを楽しむ大学生も増えているようです。
一方、クレジットカードを持っていない高校生は、課金をする際はコンビニでプリペイドカードを購入し、支払いをしているとのことです。