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SHIBUYA109 lab.トレンド大賞2019発表!

2019年は令和元年、新しい時代が始まりましたが、around20にはどんなものがトレンドとなっていたのでしょうか。 SHIBUYA109 lab.は、今年のトレンドの振り返りをするために、SHIBUYA109に来ている300人を対象に調査を実施しました。


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INDEX 目次

1 SHIBUYA109 lab.トレンド大賞2019発表!

今年もあと2ヶ月。皆様にとって、2019年はどんな年だったでしょうか? SHIBUYA109 lab.はCCCマーケティング様との共同調査など、更に活動の幅を広げた年となりました。

2019年は令和元年、新しい時代が始まりましたが、around20にはどんなものがトレンドとなっていたのでしょうか。 SHIBUYA109 lab.は、今年のトレンドの振り返りをするために、SHIBUYA109に来ている300人を対象に調査を実施しました。

今回は、令和元年にaround20の間で話題になったものをご紹介します!

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① SHIBUYA109ガールズ調査
実施期間:2019年10月
対象者:SHIBUYA109 来館者around20(15〜24歳)女性
N=300
※ノミネート候補の選定について
SHIBUYA109 lab.の保有する独自ネットワークから計12名の高校生・大学生とSHIBUYA109lab.で各部門ごとにノミネートを選定。その後選択式アンケートを実施。

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2 各部門のノミネートはこちら!

今年は「ヒト部門」「アーティスト部門」「ドラマ・番組部門」「コスメ・スキンケア部門」「ファッション部門」「カフェ・グルメ部門」の6つの部門でトレンド大賞を決定。 ノミネート一覧については、12名の高校生・大学生と選定しました。

ひと部門

アーティスト部門

ドラマ・番組部門

コスメ・スキンケア部門

ファッション部門

カフェ・グルメ部門

3 気になる各部門のランキングを発表!

ノミネートを元に、各部門についてSHIBUYA109ガールズ300人にアンケート調査を実施。各部門のトレンド大賞に選ばれたのはこちらです。

トレンド大賞




「ヒト部門」
男女2人組カップルインフルエンサーが人気!

ひと部門ランキング

「ヒト部門」はSNSを中心に話題となった人物を対象としています。「ヒト部門」の第1位に選ばれたのは「よしあき&ミチ」。ファッションセンスが話題となったことがきっかけでブレイクした姉弟で、インフルエンサーとして活躍しています。 2人でYouTubeチャンネル開設したり、姉のミチさんは、『オオカミちゃんには騙されない』にも出演、弟のよしあきさんは本を出版するなど、活躍の場を広げた年となりました。

第2位・第3位は「ヴァンゆんチャンネル」、「なこなこちゃんねる」と、男女2人組のYouTuberがランクイン。
今年InstagramやYouTube、Twitter・TiktokなどのSNSで注目を集めたヒトの中では、今年のトレンドは「カップルインフルエンサー」と言えるでしょう。

「ヴァンゆんチャンネル」のように、男女2人グループの人気インフルエンサーでも交際していない例はありますが、2018年から続く恋愛リアリティーショーの流行や、中尾明慶さん・仲里依紗さん夫妻など芸能人カップルのSNSアカウントが発端となり、2019年はカップルの日常を発信するインフルエンサーが急増しました。

動画のトレンドとしては、既存の人気コンテンツ「やってみた系」に加え、「日常」を記録する「Vlog」がトレンドとなり、YouTubeを中心に広がりました。
また「YouTuber」「インスタグラマー」などひとつのメディア・SNSに限らず、各媒体を駆使するインフルエンサーが増えています。




「アーティスト部門」
邦アーティストが活躍!TikTokがきっかけで認知拡大

アーティスト部門ランキング

「アーティスト部門」では、邦アーティストの活躍が目立つ年となりました。

第1位に選ばれたのは4人組ピアノPOPバンド「Official髭男dism」、通称「ヒゲダン」です。多数のドラマの主題歌に起用されたことがきっかけで人気となりました。
第2位は韓国と日本合同のグローバル女性アイドルグループ「IZ*ONE」。オーディション番組『PRODUCE48』を視聴し、結成前から応援しているaround20が多く見られました。

アーティスト部門・ヒト部門にランクインした人たちの特徴として、TikTokが認知拡大に繋がっています。TikTok投稿動画のBGMとして使用されることで、ファン層以外へリーチされました。 第3位には「ジャニーズJr.」がランクイン。もともと人気のあるジャニーズJr.ですが、今年からYouTubeチャンネルが開設されたことで、今までにないオープンな場での情報発信が増加し、より身近に感じられる存在となりました。複数の新グループのデビューも決定したことで、今後も盛り上がりを見せそうです。




「ドラマ・番組部門」
SNSで語れるTVコンテンツが話題に!恋愛リアリティーショーは支持層が拡大

番組部門ランキング

昨年はAbemaTVの恋愛リアリティーショーがランキング上位を占めていましたが、今年はTVドラマの活躍が目覚ましい年となりました。

「ドラマ・番組部門」の第1位は「あなたの番です」(@日本テレビ)、第2位には「3年A組―-今から皆さんは、人質です―」(@日本テレビ)、第3位は「オオカミちゃんには騙されない」(@AbemaTV)という結果となりました。 今年ランキング上位に来ているドラマ・番組の共通点は、SNS上でユーザー同士が盛り上がりを見せたことです。

「あなたの番です」では、Twitterで「#あな番考察」のハッシュタグをつけた投稿がされたり、YouTubeで考察動画が投稿されるなど、推理の共有・意見交換がされていました。
「3年A組―-今から皆さんは、人質です―」も、豪華なキャストはもちろん、SNS社会に生きるaround20にが共感し、考えさせられるストーリーであったことから、 登場人物のセリフが名言として話題となりました。

いまのaround20はTV番組を見る際にはSNSでコミュニケーションをとりながら視聴する「ながら視聴」が定着していますが、視聴後TVを離れたところで視聴者同士で盛り上がれるコンテンツが若者の心を掴んでいます。
「オオカミちゃんには騙されない」は、昨年から人気が高い恋愛リアリティーショー。もともと女子高生を中心に楽しまれていたabemaTVの「オオカミくん」シリーズですが、同シリーズ初の男女逆転版の「オオカミちゃん」では大学生の視聴者も増え、より幅広いaround20からの支持を獲得しています。
また、昨年から引き続き、abemaTVの恋愛リアリティーショー出演者は番組終了後もSNSのフォロワーを伸ばしており、新しいスターの登竜門的な存在となっています。




「コスメ・スキンケア部門」
異名がつくコスメが人気に!?

コスメ部門ランキング

「コスメ・スキンケア部門」にランクインした商品は、YouTuberが商品を紹介したり、Instagramで話題になったことがきっかけとなり、店頭で品切れが続出するという現象も起きています。
第1位には「スキンアクア トーンアップUVエッセンス」第2位には今年のトレンドカラーでもあった「ブラウン系リップ(セザンヌ・セルヴォークなど)」、第三位には「innisfree ノーセバムミネラルパウダー」という結果となりました。

スキンアクア

「スキンアクア トーンアップUVエッセンス」は肌のトーンアップが期待できる「ラベンダー日焼け止め」がトレンドとなっており、口コミがきっかけで、夏の間使用するaround20が多数いたようです。

ブラウンリップ

また、「ブラウン系リップ」については、暖かみのあるブラウンがメインカラーとなる、「テラコッタメイク」が今年のメイクのトレンドであったため、多数のブランドから発売されていました。 中でもaround20の中で特に話題になったのは、CEZANNEやCelvoke・ちふれのブラウンリップ。中でもちふれのブラウンリップは、リップの色番「#748」のハッシュタグがInstagramを中心に話題になっていました。

innisfree

第3位は韓国コスメブランドinnisfreeの「ノーセバムミネラルパウダー」は「韓国の国民パウダー」「すっぴんパウダー」と呼ばれ、素肌感を演出してくれるアイテムとして人気となりました。 今年のトレンドとなったコスメ・スキンケアアイテムは、共通して「異名」がつけられることが特徴です。上記以外にも、指原莉乃さんが使用していたことで話題になったCLIOのアイシャドウは「指原シャドウ」と呼ばれ、around20たちはSNSでもこの異名を検索し、商品レビューを確認しています。

ハイライト

アイシャドーパレット

4位:CEZANNEパールグロウハイライトについてはこちら
5位:アイシャドーパレットについてはこちら

around20はコスメ・スキンケアに関して、Twitterや友人の口コミを参考に購入をしており、YouTuberが紹介したり、Instagramで話題になった商品が店頭で品切れが続出するという現象も起きています。
本ランキングでも口コミで評価が高い商品が上位を占めています。さらに限られた文字数の中で、分かりやすく端的に商品の魅力を表現する「異名」が用いられるのではないでしょうか。




「ファッション部門」
シンプルな「#消えそうな色コーデ」がトレンドに。シンプルコーデにアクセサリーで差別化!

ファッション部門ランキング

「ファッション部門」の第1位は「セットアップコーデ」、第2位は「パールピン」、第3位は「厚底シューズ・サンダル」という結果となりました。

セットアップコーデ

厚底シューズ

また4位・5位には「うねうねチョーカー」、「カチューシャ」がランクイン。

うねうねチョーカー

カチューシャ

今年は「消えそうな色コーデ」と言われるベージュを基調としたスタイルと、全身を同系色でそろえる「ワントーンコーデ」がトレンドとなっていたため、シンプルな服装に特徴的なアクセサリーや小物でアクセントをつける人が多くいました。 第1位の「セットアップコーデ」も上記のトレンドの一部となっており、上下揃いのジャケット・パンツスタイルが「とりあえず着ておけばオシャレにみれる」と人気となりました。




「カフェ・グルメ部門」
タピオカは殿堂入り!アジアフード最強説

カフェ部門ランキング

around20が友達と遊びに行く予定の中心となっている「カフェ・グルメ」。ランキングにも食べ歩きに適したワンハンドフードが多数ランクインしています。 また昨年に引き続き、韓国・台湾を中心としたアジアフードがトレンドとなりました。

昨年も1位を獲得し、見事殿堂入りを果たした「タピオカ」は社会現象になったと言っても過言ではありません。

タピオカ

第1位の「UFOチキン」は、円形に並べられたフライドチキンを、中央のチーズにディップする食べ物です。新大久保を中心に人気が高く、チキンをチーズにディップする様子が動画映えするので、around20はInstagramのストーリーに投稿しています。

UFOチキン

いちごあめ

また第2位の「イチゴあめ」は、イチゴに飴がコーティングされたもので、SHIBUYA109のB2F「MOG MOG STAND」でも行列が絶えない大人気商品となっています。

食べる牧場ミルク

第3位の「食べる牧場みるく」はコンビニで買えるアイスですが、自宅でトッピングを加えアレンジしたものがInstagramを中心に多く見られました。 カフェ・フードは撮影した写真や動画をSNSに投稿することはもはや当たり前。食の写真・動画を通して、友達との楽しい時間を表現しています。

チーズボール

ボンボン

4位:チーズボールについてはこちら
5位:ボンボンについてはこちら

4 所長コメント:今年のトレンド大賞の共通点について

ヒトやコンテンツに関しては、昨年と同様「親近感があること(身近な存在に思えること)」と「応援したくなること」が若者の心を掴むポイントとなっていますが今年はSNS上で「共通言語が生まれ、語られること」も特徴として挙げられます。
コスメ・スキンケアのように異名がついたり、「消えそうな色コーデ」「コンテンツの考察(例:あな番考察)」など、時にはaround20にしかわからないワードではありますが、同じものを想起でき、さらにその共通言語についてSNS上で語られることがポイントとなります。

また商品に関しては、口コミを重視する傾向が強いaround20にとって、SNSで話題になっていることはもちろんですが、口コミの中でも「自分が信頼している人が熱量を持っておススメしているか」が重視されています。

PROFILE プロフィール

長田麻衣

長田 麻衣 Mai Osada

総合マーケティング会社を経て、SHIBUYA109のマーケティング担当となる。
毎月200人のaround20(15歳〜24歳の男女)と接する毎日を過ごしている。
好きなものは、うどん、カラオケ、ドライブ。
今年の目標はSHIBUYA109 lab.所長として若者に関する講演に講師として登壇すること。そして「大人っぽさ」と「透明感」を兼ね備えた女性になること。

会社概要

会社名 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
TEL 03-3477-6719
FAX 03-3477-6702
本社所在地 〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1丁目10番7号 五島育英会ビル4階

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